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sillycon76

変な私

3度目の富士山に挑戦。
今回は少し自信がなかった。「私運動しているよ!私元気だよ!」と言っていながら朝起きて脚の運動をするとひざがガタガタ、足首がヒリヒリ私だけの症状はもっていたからだ。

でも
我慢がない生活。
思いやりを知らない家族。
努力をあざ笑う根拠のない自信。
などなどの思いがつもりにつもったこの頃。
母親の私、妻の私でも何かを「最後までやる」姿を持ってみせたかった。
苦しい思いの中の私が捨てたいもの(欲求)、持ち続けたいもの(願い)は何かと整理をしたかった。

富士山に登るルートは4箇所あるとか(今回は綿密に調べ、用意した)。それでも家から行きやすい須走りルートで行くことにした。全回8合目でGiveUpしたタイからの生徒が一緒に行くという。彼女にも何度も説明をしてもらっての出発。
午後4時に家を出て→新松田(JR松田)→御殿場→バスで須走り5合目まで(午後7時40分)。
お店の方々から「いっていらっしゃい!」と挨拶されて外国人何人かと即出発(御殿場からのバスで来るのは全て外国人たちだけだった)。

6合目になる前から私の息が切れてゼイゼイ言っている。火山の砂道を登るため足首に変な角度になり痛い。心の中からは「Give Upしていいよ」と甘くささやかれる。
6合目から7合目まで一気に800mを上ることになる。ここが私はヤマンバである。きつい。しかも雨が降り出した。3度目にして初めて雨具も用意したのでそのまま雨具を着ての登山を続ける。何とか7合目に着いたらうそのように雨がやんですがすがしい天気になる。ジャケットを補充して歩き続ける。ここからは息が整ってきて歩くペースもつかめられた私は自分のペースでゆっくりたが休めずに歩ける。これまで先を歩いて私を気遣ってくれたりした生徒は疲れを見せる。
それもそうだ、もしかしてタイ人では初めてかも知れないこんな高い山に登る人は、海辺でのんびり暮らすイメージの暖かい国の人にはわからないだろうセカセカ生きる都会人が。
それでも「やめる」とは言わないでついて来ている。
世界遺産になったからか、もしかして少し入山制限をかけてるのか?登山する人がそれほど(前回2回ほど)ではない。渋滞なく歩ける。8合目からの渋滞が富士山登山をウンザリしたものにさせたのに。ありがたい。
8合目からは吉田口からの登山客と交流して直ぐ真上に見える頂上を目指すわけだ。ここが一番辛い箇所。人は増えて思うままに歩けないし、寒くなるし、疲れも増してくるし、直ぐ真上にいる頂上が中々近づいてこないからだ。
生徒がぶつぶつ文句を言い始める。眠いの、辛いのと。そんな時私は私のモノサシの中に彼女の考えを入れようとする。(私の弱点かも)「雨があがったし、雨具もあって濡れなかったし、お天気がよくてそれほど寒くないし、人がそれほどなく歩けるし、ここまで来たし何一つ悪いことがないからね」と。しかしそんなのが20歳の彼女に通じるはずがない。

何とか頂上まで登りきった。なんと午前3時。すばらしい歩き方をしたものだ。見積もり時間7時間半のコースをほぼ7時間で登ったものだから。「やった・やれた」の喜びで胸がきゅっとなった。そこら辺のベンチに崩れた生徒は少し寝るという。ご来光までも時間がたっぶりあるし、第一山小屋のOpenが午前3時半。寒いだろうけど彼女を寝かして私は噴火口を歩いてみた。
ご来光を一緒に見ようと彼女の居場所に戻ってきたら寒いから寝れないと泣き顔になっていた。山小屋に連れて行って味噌汁を一杯ずつ飲んだ。降りたいと言うのをまた私のモノサシの中に当てはまる。「せっかくここまで来て、寒さももうすぐ日が昇ればなくなるし、ご来光を頂上でみて、噴火口を歩いてみよう」 も~やだ~~顔の彼女を無理やり連れて、噴火口の最高俸に立つ。
ソワソワと天地が変わる様子をみつめる。私は呪文のようにお願いことを唱えていた。(不気味だっただろう) なんと富士山の天辺で所要した時間2時間半。午前5時半に下山を始めて午前9時に須走り口のバス亭に戻ってきた。ビールを一杯飲んで自分を褒めてあげる。
下山する時の生徒はそれは辛そうだった。これまでの「幸せの気分」が一瞬にして消えたかのような彼女が理解できない、私のモノサシは「なんで?」ばかり。

あれだけすごい幸せを味わったなら少々の苦しさはしばらくは感じずにいられると思ったのに・・・・・・・私のモノサシは妥協することなく彼女の幼稚な文句にメスを加えてしまう。

ハプニング
1)私が貸してあげた登山靴が御殿場バス亭で底が抜けてしまった。そこら辺のスーパーでスニーカーを買っての登山となった生徒。
2)私は100円のポンチョを用意していたら袖がないから腕の半分はびしょぬれ。

富士山は200円あれば登れる。
100円のフラッシュと100円の雨具あればOK。

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Commented at 2014-08-10 12:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by sillycon76 | 2014-08-03 13:14 | Comments(1)

何かとツマラナイものに執着をしてしまうBlog中毒者