杉並区に注目だ
2024年 02月 03日
杉並区は私が来日して2度目に足を入れた土地だ。初来日の時は高田馬場(早稲田近く)に住んでいた。自分にめげて一度帰国、次の年もう一度チャレンジして来日した時、日本語学校が高円寺にあった。(同じ学校でレベルの違うクラス)。高円寺では2度目日本を出るまで3年以上住んでいたと思う。しかし3度目戻ってきたときも高円寺に行って見る事はしなかった。(夫はすぐに行ってみたとか)30年ほど高円寺に行くことなく過ごした。
去年か一昨年前友人に誘われて「ポレポレ東中野」って言う映画館に行くついでに、高円寺のホームで街並みをみてみた。いつかは来てみたいな~って。
そして昨日、「〇月〇日、区長になる女 https://giga-kutyo.amebaownd.com/ 」って映画を次女に進められて友人を誘って観に行った、その後高円寺に足を延ばして商店街を歩いてみた。もともと記憶力のない私なので何がどうってないけど、高円寺の空気の良さはたっぷり吸った。
ここまでは自分の話。映画の話をしよう。全国上映はしているらしいが、相模原の市民も是非観て欲しい。いや日本全国の一人残さず観て欲しい映画だ。
「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方
初めて知った言葉、外国では浸透しているとか。そして「選挙は続くよ」って考え方。区長を選んで終わりではなく、支えていく体制。そして支えるための力をつけるまで女性たちが立ち上がった杉並区では。
相模原市民として反省もした。市長が40代の若さで初市長になった時、お歳の管理職にどんな扱いをされただろうか?初女性副市長は仲間を作れただろうか?「選んで終わり」の傍観者の市民をしていなかっただろうか?「そもそも選挙権のない私は選びもしなかったけど」
相模原市には一人の市長に三人の副市長がいる。前回の選挙で市長は2期目に入った、その時副市長の一人を女性とした。その時の神奈川新聞のデスクノートのコラムに【相模原市の副市長に総務省出身の大川亜沙奈氏が着任した。同世代の女性が活躍する姿にうれしさを感じる半面、「初の女性副市長」という言葉に「まだ、そんな時代なのか」と複雑な気持ちにもなった。政府は指導的地位における女性比率30%を目標に揚げる。3割には理論があり米ハーバート大学のロザべス・モス・カンター教授は「意思決定に影響力を持つようになる」とする。一方「15%以下だと目立つが孤立する」と指摘している。大川副市長は「(女性初)と注目を浴び、プレッシャーに感じることはある」と語った。女性管理職が当たり前の社会になって欲しいと切に願う。】松島。忘れなれない記事だ。
その時の私はある団体の代表を引き受けていた。5年間。「目立つ」で始まり「孤立」で終わった。
同じ時期に行政側から担当として来たのは女性課長だった。二人で違う何かを生み出せるかと期待もした一年目の時は。しかし時間と共に彼女は成果を出すことに専念、溝は深くなり、理解されずに孤立になっていった5年間の代表は。
女性が管理職となると男性化していくのをしばしば見る。残念に思う。仕事ができる=男性に勝るほどではないのだろうに。自分を持ち続けても、男性化にならなくても、男性に勝らなくても、仕事ができる女性・自分を持ち続ける女性であって欲しいものだ。
杉並区区長「岸本聡子」選挙時には「岸本さとこ」氏に目を離したくないkimは。
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by sillycon76
| 2024-02-03 11:24
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